2022-01-25 現想ノ夜 窓から零れる月の嘆きは 闇夜を彩る悲哀の現 蜘蛛の螺旋に眩く空へ 消え行く夢よ夜明けは遠く 残された抜け殻に輪廻を終えた魂が宿り またひとつ絶望が幕を開ける 翼を失くした僕には飛べない空 越せない闇 濁る夜に沈んで行く