恥ずかしきかな中二病

中二の頃(正確には15~19歳くらい)に書いていた詩を、物思いに耽りながら綴っていきます。歌メロのついたものも多数あり♪

SCENERY

瞳を閉じても今は浮かばない 君が残した笑顔も

ただ微かな 戻れない日々への募る...儚い憧れ

 

遠回りしてまた この丘へ戻ってきて

あての無い夢の続きを探し続けている

 

いつの日もここへ来て大切な思い出をよみがえらせる

変わりのないあの場面あの言葉を今も心に描いて

「果たせない約束なら あの頃に捨てていた...」

 

瞳を開いた僕に見えるものは 腕の傷と...現実と

ただ過ぎ行く季節の流れとともに風に散り急ぐ花と

 

二人眺めていたこの丘からの景色を

忘れようとするたびに胸に深く突き刺さる

 

いつの日もここへ来て色褪せた思い出を拾い集める

掛け替えのないあの仕草あの涙を今も心に重ねて

「途切れないように願った 僕だけの宝物だった」

 

いつの日もここへ来て大切な思い出をよみがえらせる

変わりのないあの空とあの笑顔を今も心に浮かべて

「果たせない約束なら あの頃に捨てていた...」

 

今の僕ならきっと誓える...「憧れにサヨナラ」を

           ...「思い出にサヨナラ」を

 

瞳を閉じれば浮かぶあの景色 遥か遠くの世界に

眩しい日差し風に揺れながら 空を見つめる君がいる