恥ずかしきかな中二病

中二の頃(正確には15~19歳くらい)に書いていた詩を、物思いに耽りながら綴っていきます。歌メロのついたものも多数あり♪

SCENERY

瞳を閉じても今は浮かばない 君が残した笑顔も

ただ微かな 戻れない日々への募る...儚い憧れ

 

遠回りしてまた この丘へ戻ってきて

あての無い夢の続きを探し続けている

 

いつの日もここへ来て大切な思い出をよみがえらせる

変わりのないあの場面あの言葉を今も心に描いて

「果たせない約束なら あの頃に捨てていた...」

 

瞳を開いた僕に見えるものは 腕の傷と...現実と

ただ過ぎ行く季節の流れとともに風に散り急ぐ花と

 

二人眺めていたこの丘からの景色を

忘れようとするたびに胸に深く突き刺さる

 

いつの日もここへ来て色褪せた思い出を拾い集める

掛け替えのないあの仕草あの涙を今も心に重ねて

「途切れないように願った 僕だけの宝物だった」

 

いつの日もここへ来て大切な思い出をよみがえらせる

変わりのないあの空とあの笑顔を今も心に浮かべて

「果たせない約束なら あの頃に捨てていた...」

 

今の僕ならきっと誓える...「憧れにサヨナラ」を

           ...「思い出にサヨナラ」を

 

瞳を閉じれば浮かぶあの景色 遥か遠くの世界に

眩しい日差し風に揺れながら 空を見つめる君がいる

Bloodthirsty Knife

Sadistの妄想を破壊してしまえば残虐に満ち溢れた声が頭を突き刺す

Mikroになるまで引き裂いたカケラを拡大してみれば...

赤く染まった瞳が僕をにらむ

 

振り上げた凶器にも気付かないアナタをもう二度と戻れない場所へ堕としてアゲル

ザクロの味を思い出させる口に含んだ偽薬で...

眠りを覚ます事が出来るのなら

 

Bloodthirsty Knife 神経が千切てゆく音が聞こえる

Bloodthirsty Knife 脳裏に焼き付いた声が叫び出す

Bloodthirsty Knife 記憶にこびり付いた絶望の夜

Bloodthirsty Knife 歯止めの利かない欲望が流れ出す I'm thirsty

 

Egoistに現実を教えてアゲルにはもう二度と戻れない場所へ堕とせばイイ

Silkの上に横たわるアナタに口付けてしまえば...

もう一度その瞳で僕を見つめて

 

Bloodthirsty Knife 繰り返す『罪ト罰』悪魔が囁いた

Bloodthirsty Knife 意識に絡み付いた振り解けない弱さ

Bloodthirsty Knife 吐息に霞んだ失望の朝

Bloodthirsty Knife 誰かが手招きしている光も届かない場所

 

Bloodthirsty Knife 神経が千切てゆく音が聞こえる

Bloodthirsty Knife 脳裏に焼き付いた声が叫び出す

Bloodthirsty Knife 記憶にこびり付いた絶望の夜

Bloodthirsty Knife 歯止めの利かない欲望が流れ出す I'm thirsty

 

―――瞳の奥に強い痛みを感じる程の冷めた魅力

   黒く染まった視界が全てを包み込む―――Bloodthirsty Knife

Dearly...

あなたさえ見えなくなっても 声が聞こえなくても

 

青空に舞い上がる もう手の届かない あの白い羽根のよう

つないでいた指の温もりさえも消えて 面影だけ残った

 

振りほどけない痛みに怯え

立ち尽くした僕に空はあまりにも遠過ぎて

 

あなたさえ見えなくなっても 声が聞こえなくても

切なさに流した涙を抱いて...抱いていたい

 

淡い風が奪った温もりの行方は 遥か空の彼方へ

頬をつたう涙は 一つ一つ続いた足跡をぬらしてゆく

 

振りほどけない悲しみさえも

守っていた僕の空に白い羽根が降り注いで...

「あの空にも...もう手が届くよ」

 

あなたさえ見えなくなっても 声が聞こえなくても

切なさに流した涙を抱いていても 壊れそうで...

 

果てしないこの空の向こうで 誰を探しているの あなたは...

触れられないこの腕の中で泣いて...泣いていたい

 

切なく零れ落ちた涙を抱きしめながら

潤した このユメに積もる羽根に埋もれて

深想 -deep ill-

桜舞う澄み渡る空へ 一筋の淡い光 悲しそうに揺らめいて

独り残されたこの部屋で僕は過ぎ去りし日々を数え

声を枯らし泣き叫んでいた 静寂に潰されながら

 

音も無く降り積もる闇は空白の僕の心を満たすように埋め尽くし

もう戻れない過去を悔やむほどに触れられない無力な腕

沈んでゆく貴方さえも救い出せない

苦悩に阻まれた世界で見上げた空は遠過ぎて

 

風に乗せた貴方への想いは果て無く この腕から羽ばたいてゆくよ

途切れぬよう繰り返した想いは今でもこの心に深い傷跡を残し

揺れるような淡い溜息を濁して

 

風に乗せた貴方への想いは宛て無く この腕から枯れ落ちてゆくよ

途切れぬよう繰り返した想いと痛みはこの心に拭えない失望の雨を降らし

目を閉じれば絶え間なく溢れる面影 手を伸ばせば遠のいてゆくよ

白けだした夜に沈む街並みを見下ろし 息を止めて わずか3秒の逃避行

光の無い揺るぎ無い現実にサヨナラ

 

沈み込む深想へ

鳥籠

誰もいない部屋 揺れる鳥籠 窓辺には枯れた花びら

生温い風が羽根を巻き上げ涙を乾かしてゆく

もうどれだけの独りの夜を繰り返せばいいのだろう

こんなに綺麗な星の夜なのにまだあなたは帰らない

 

これ以上何もいらないと思えた貴方さえいればそれだけでよかったのに

この窓の向こうの景色を眺めて溢れる思いを閉じ込めていた

 

もうどれだけの独りの夜を繰り返せばいいのだろう

あんなに優しい夢の後なのにもう貴方は帰らない

 

これ以上何もいらないと思えた貴方さえいればそれだけでよかったのに

この窓の向こうの景色は今でもあの日の幻想を運んでくれる

誰もいない部屋 床には壊れた鳥籠 生温い風は咲き誇る花を扇ぎ

踏み出せば青く果てしない自由だけど

離れられずに今も空を見上げて

 

貴方を想い過ぎた鳥籠の中

 

 

現想ノ夜

窓から零れる月の嘆きは 闇夜を彩る悲哀の現

蜘蛛の螺旋に眩く空へ 消え行く夢よ夜明けは遠く

 

残された抜け殻に輪廻を終えた魂が宿り

またひとつ絶望が幕を開ける

 

翼を失くした僕には飛べない空 越せない闇

濁る夜に沈んで行く

And, people were died in chimney

I think your last words later that night.

Play with dead, pray die-ing.

Do you know... I'm Jester? I'm Slaughter.

No, this is dearest, But, I'll be many more.

I'd like to Kill you, Love you, Believe in yours.

And, people were died in chimney.

 

暗闇の中で...静寂の中で...憂鬱の中で...追憶の中で...

偽りの中で...繰り返す輪廻の中で全てを失くしていた

 

届かない言葉を叫んでいても 見えなくなってゆく遠い面影

戻れないあの夜に消えた...幻を探していた

~『貴方サエ見エナイ私ハ海ノ藻屑トナル』~