恥ずかしきかな中二病

中二の頃(正確には15~19歳くらい)に書いていた詩を、物思いに耽りながら綴っていきます。歌メロのついたものも多数あり♪

現想

窓から漏れる月の嘆きは

闇夜を彩る 渦巻く現

 

蜘蛛の螺旋に眩く空へ

この躰を堕とせば...夜明けは近く

 

さあ夢を見よう 快楽の園で 絶望の後で

さあ夢を見よう 快楽の果てに見た最後の現想を...

 

残された抜け殻に輪廻を終えた魂が宿る頃

もう一つの絶望が窓を開ける...

 

さあ夢を見よう さあ夢を見よう 現想の物語を

 

ああ雲のカケラに映された

ああ鎖につながれた...

ああ祈り続けていた

ああ躰が朽ち果て 消えた...