恥ずかしきかな中二病

中二の頃(正確には15~19歳くらい)に書いていた詩を、物思いに耽りながら綴っていきます。歌メロのついたものも多数あり♪

Dear Silence

何も見えなくなった夜 僕は...

静まる瞬間(とき)に包まれていた

 

誰も見えなくなった朝 独り...

灰色の眠りの中で...

 

戻せない時間を数えて

戻れない追憶に染まってゆく

戻せない貴方の時間と...

戻れない静寂を探し続けた

 

貴方に重ねて見ていた幻は...

空白に彩られていた

 

揺れて...揺れて消えて見えない記憶

Cry for my "Dear Silence"

In Scribe

右腕のマヒがまだ続く朝

再生の時を待ち空を切り刻む

終わりの予感さえ美しく...

抜け出せない鏡の中で祈り続ける

 

幻覚に消えて行く思い出の様

忘れられて行く儚い時を...

誘惑の実を食べよう さあ

モザイクの裏側へ行こう 今から...

 

二重螺旋の構造を...『赤と青』を入れ替えましょう

自覚夢の様な現実を...『白と黒』で塗り潰しましょう

約束

深まる夜の影に

つないだ指が消えて行く

流れる月の夢に

重ねた遠い記憶

 

I Promise You... 忘れられず

何度も募る切ない程に

I Promise You... 全て捨てて

あの日の様に いつかの様に

抱いて泣いて

壊してしまった

endless nightmare

錯乱していたのは鏡の中の僕...

覚醒していたのは貴方の中の僕...

開花したステンレスの花弁は

粉々になった君のカケラに寄生する

『エンドレス・ナイトメアー』

翼を無くした天使は...深い澱みに沈み...

―――黒く濁った僕の様

透明すぎる君の躰を赤い滴が汚して行く